英語は小さい頃から習わせるべき?講師的目線。

教室

もう、どこ~~にでも書いてあるこんなセリフ。

世間
世間

英語は早くから習わせた方が良いんでしょ??

本当にそうでしょうか。
あなたはなぜそう思いますか?

 発音は幼い方が習得が早いから?
 勉強になる前に始めた方が良いから?
 自分が大人になって苦労したから


あくまでも個人的にですが、元英会話講師の一つの意見としては、
『本人にその気がないなら早くにやらせる必要はない』です。

チュー助
チュー助

あ、やっぱりそうナッチャウ?!

ニャン太
ニャン太

でもやらせたいねんケドな!

ここでは、私が講師時代に実際担当していたある男の子の話を例に挙げます。

お時間ある方はどうぞ。

この記事は約4分で読めます。

当時中2の男の子の話。


大人しいけど反抗期そのものな感じで、でも根は素直そうな、多くを語らない子。

彼は私が担当する前からとにかく休みがち。。。

当時の私
当時の私

担当してからも来たのは数えられるほど・・・

それでも2年ぐらい籍はあって、ずっとお月謝払って欠席してる状態



本当にもったいないし、こちらもご両親にお電話するんだけど、

ご両親
ご両親

本人のやる気が出ないことには・・・


と毎回言われて、
結局その子はそのままフェードアウト(退会)していきました

チュー助
チュー助

やっぱりそうなるのネ・・・

中2。
これからが本当に英語の勉強が必要な時期だったのに。

でもこれ、ご両親もすごく悩んでいたと思います。


この子、赤ちゃんの頃から習ってたんです

当時100人以上担当してた生徒の中でもごく少数の古株。


通っていた時期の中には、するすると覚えた時期もあったでしょう。
でも子どもは覚えるのも早ければ忘れるのも早いのです。

当時の私(の心)
当時の私(の心)

中学生となった彼は、驚くほど英語が身についてなかった・・・

もちろん、リスニング力やネイティブの前でも気後れしない等、学校ではクラスメイトより秀でていた部分はあったはずです(そう思いたい)

でも、赤ちゃんの頃から続けていたと言うには、、、
正直これでは、とても身についているとは言えないレベルでした。


ご両親は、英語の必要性を感じ、幼いころから通わせ、時間もお金も投資しておられました。

チュー助
チュー助

スゴイことヨ!!


でも、本人の気持ちが入っていたか?
入った瞬間はあっても、それが継続できたか?

1歳から始めて、約12~3年間。
期間が長かった故、最後の方は辞めるに辞められず、きっと本人も苦しんだと思います

そりゃ辞めるにも勇気要るよね・・・

でもこれは持論ですが、、、

そこまでして、やらなくてもいいと思います。

ご両親
ご両親

そんなこと言われんでもわかっとるわい~!


と聞こえてきそうですが、結構、親の想いで通い続けてるご家庭、多いんですよ。

嫌いになるほど、行くのが辛くなるほど、通うのが苦痛になったら。

こじれる前にやめて、またいつか必要な時、しようと思ったらすればいい。


この子の場合、きっとそのとき自分の中にたくさん種があることに気づくと思います。
ご両親がくれたたくさんの英語の種が。

英語は早め早めにと言われるけれど、必要以上に踊らされていませんか。


確かに耳が開いてる最適な時期はあります。(※9歳までと言われています。)

でもそれを加味しても、嫌いになったら本末転倒なんです

長い時間とお金をかけても、たいして身に付かずに辞めていった生徒。
帰国していった留学生。

遅くから勉強を始めても一生懸命勉強して結果を出せた生徒、留学生を、私は知っています。

最適な時期を過ぎも、自分の力で耳を開かせることは充分可能です。

親ができることは・・・

とりあえずやらせてみる
        
    手ごたえがあれば続ける
  
拒否反応が見られたらやめても良い

わたくし
わたくし

というシンプルなことをわたくしは言いたいのです!


継続していく上でマイナスな反応が見られたときも、
「あなたがやりたいって言ったんでしょ」なんて言う必要もないと思います。
(数回程なら別ですが)

だって大人も子どもも浮き沈みありますから。


そして何より、感性や考え方は成長の上で変わっていって当然だからです。

『発音』。
成長してからでも練習次第で身に付きますよ。


『勉強になる前に』。
文法を整理したり辞書で調べたり、どこかで机に向かって学習する日は来ます。


『親が苦労したから』。
親の思い通りに子は育たないことは誰もが理解しているでしょう。

自ら興味を持って学ぶときの爆発的な伸びは、目を見張るものがあります。
そしてこれは何も英語に限ったことではありません。

わたくし
わたくし

我が子に合った対応ができるよう
私もまだまだ忍耐をもって子育てしていきたいと思います!

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

“続けるため”の オンライン英語コーチ「スピークバディ パーソナルコーチング」
タイトルとURLをコピーしました